コラム
2026.07.17

「もしかして睡眠時無呼吸症候群?」―セルフチェックでリスクを確認してみましょう

これまでのコラムでは、睡眠時無呼吸症候群の症状やリスク、検査、治療などについてご紹介してきました。

「いびきはあるけれど、病院に行くほどではないと思っている」

「日中の眠気は仕事が忙しいせいだと思っている」

そのように感じている方もいらっしゃるかもしれません。

睡眠時無呼吸症候群は、自分では気づきにくい病気です。そのため、医療現場では睡眠時無呼吸症候群のリスクを簡単に評価する質問票(STOP-Bang Questionnaire)が広く活用されています。

今回は、その考え方を参考に、わかりやすくアレンジしたセルフチェックをご紹介します。

 

 

次の項目で、当てはまるものにチェックを入れてみてください。

□ いびきをよく指摘される

□ 日中に強い眠気や疲れを感じることがある

□ 睡眠中に「呼吸が止まっていた」と言われたことがある

□ 高血圧と診断されている、または治療中である

□ BMIが25kg/㎡以上、または体重が増えてきた

□ 首まわりが太いと言われる、またはワイシャツの首回りがきつくなった

□ 50歳以上である

□ 男性である

 

 

当てはまる項目が多いほど、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高くなることが知られています。

特に、

・ いびき

・ 呼吸が止まっていると指摘された

・ 日中の強い眠気

がある場合は、一度検査を受けることをおすすめします。

また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病がある方では、睡眠時無呼吸症候群を合併していることも少なくありません。

 

 

睡眠時無呼吸症候群は、何年も気づかれないまま経過することがあります。

「夜間トイレのために起きることが多い」

「疲れやすい」

「朝起きてもすっきりしない」

「集中力が続かない」

このような症状も、睡眠中の呼吸障害が関係している場合があります。

気になる症状がある方は、早めに相談することで、適切な検査や治療につながります。

 

 

セルフチェックはあくまでも目安であり、診断を行うものではありません。

睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合には、ご自宅で行える簡易検査や、必要に応じて精密検査(PSG)を行い、適切な診断と治療方針をご提案します。

 

TAKANAWA GATEWAY Clinics 睡眠・呼吸器では、睡眠時無呼吸症候群の検査から治療まで、一人ひとりの状態に合わせた診療を行っています。

気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

関谷 宗之 院長
この記事の執筆・監修者

関谷 宗之 院長(Muneyuki Sekiya)

15年間、大学病院にて喘息やアレルギー、睡眠時無呼吸症候群などの専門医療に携わってきました。「これくらいで病院に行っていいのかな」と迷うような、長引く咳やいびき、息切れも、実は体からの大切なサインです。ひとりで抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの毎日の心地よさを取り戻すパートナーとして、真摯に寄り添います。

略歴

  • 2010年 東邦大学医学部医学科 卒業
  • 2010年 東邦大学医療センター大森病院 初期臨床研修医
  • 2012年 東邦大学医療センター大森病院 呼吸器内科 入局
  • 2017年 社会福祉法人三井記念病院 呼吸器内科 医員
  • 2019年 東邦大学医療センター大森病院 呼吸器内科 助教
  • 2026年 TAKANAWA GATEWAY Clinics 睡眠・呼吸器 院長

資格・所属学会

日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・指導医
日本呼吸器学会 呼吸器専門医・指導医
日本アレルギー学会 アレルギー専門医
日本喘息学会 喘息専門医
日本禁煙学会 禁煙認定指導医
日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医
日本睡眠学会
日本感染症学会

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