コラム
2026.04.13

【検査と治療について】睡眠時無呼吸症候群はどうやって調べて、どう治療するのか?

前回のコラムでは、「いびき」の裏に隠れている睡眠時無呼吸症候群(SAS)についてご紹介しました。

今回は、「実際にどのように検査し、どのように治療するのか」について解説します。

 

検査は難しくありません

「検査」と聞くと大掛かりなものを想像されるかもしれませんが、現在はご自宅でできる簡易検査が一般的です。

指と鼻にセンサーをつけて眠るだけで、

・睡眠中の呼吸の状態

・睡眠中の血液中の酸素濃度

を測定することができ、無呼吸や低呼吸による酸素の低下状態を評価します。

普段に近い環境で検査できるため、負担は最小限です。

 

必要に応じて精密検査へ

簡易検査の結果によっては、ただちに治療を開始する場合もありますが、より詳しく調べる「精密PSG検査(ポリソムノグラフィー)」を行うことがあります。

指先と呼吸のセンサー以外にも、脳波や心電図、筋電図等を測定し、総合的に評価することで、より正確な診断が可能となります。

 

主な治療方法

睡眠時無呼吸症候群の治療の中心となるのが、「CPAP(持続陽圧呼吸)療法」です。

専用のマスクを装着し、空気の圧で気道の閉塞を防ぐことで、睡眠中の無呼吸を改善します。

「機械をつけて寝るのは大変そう」と感じる方もいらっしゃいますが、現在の機器はコンパクトで静音性も高く、慣れると問題なく使用できる方がほとんどです。

 

治療で生活が変わります

適切な治療を行うことで、

・朝の目覚めが良くなる

・日中の眠気が改善する

・集中力や仕事のパフォーマンスが向上する

といった変化を実感される方が多くいらっしゃいます。

 

まずは「知ること」から

睡眠時無呼吸症候群は、検査と治療によって改善が期待できる疾患です。

「気になるけど、そのままにしている」という方は、まずはご自身の状態を知ることから始めてみてください。

 

TAKANAWA GATEWAY Clinics 睡眠・呼吸器では、専門医による診療で、検査から治療まで一貫してサポートしております。

まずはお気軽にご相談ください。

関谷 宗之 院長
この記事の執筆・監修者

関谷 宗之 院長(Muneyuki Sekiya)

15年間、大学病院にて喘息やアレルギー、睡眠時無呼吸症候群などの専門医療に携わってきました。「これくらいで病院に行っていいのかな」と迷うような、長引く咳やいびき、息切れも、実は体からの大切なサインです。ひとりで抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの毎日の心地よさを取り戻すパートナーとして、真摯に寄り添います。

略歴

  • 2010年 東邦大学医学部医学科 卒業
  • 2010年 東邦大学医療センター大森病院 初期臨床研修医
  • 2012年 東邦大学医療センター大森病院 呼吸器内科 入局
  • 2017年 社会福祉法人三井記念病院 呼吸器内科 医員
  • 2019年 東邦大学医療センター大森病院 呼吸器内科 助教
  • 2026年 TAKANAWA GATEWAY Clinics 睡眠・呼吸器 院長

資格・所属学会

【資格・専門医】
日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・指導医 / 日本呼吸器学会 呼吸器専門医・指導医 / 日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医 / 日本アレルギー学会 アレルギー専門医 / 日本喘息学会 喘息専門医 / 日本禁煙学会 禁煙認定指導医 / 難病指定医 / 身体障害者福祉法指定医(呼吸機能障害)

【修了認定】
医師の臨床研修に係る指導医講習会修了医 / がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了医

【所属学会】
日本睡眠学会 / 日本感染症学会

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